特定非営利活動法人
八丈島あそびと文化のNPO あびの実


▼あびの実キッズクラブ 第一弾
 黒砂に登ってみよう!


2010年5月3日(祝)10時〜

3日は朝から五月晴れの天気でした。
樫立の児童公園に集合、そこから黒砂に向けて出発です。

黒砂までは整備され、歩きやすい道が続いています。
登ってみると想像以上に美しい風景が広がっていました。

新緑の山、真っ青な海と空に、海岸線の白い波が
美しいコントラストで目を楽しませてくれます。

子どもたちだけで記念撮影しました。



絶壁にそそりたつ岩に登って楽しんだりした後は、
お待ちかねのお弁当です。みんなで食べるとおいしいね〜



帰りの下りでちょっと難所が…
でも、みんな元気に下山しました。




その後は、樫立三原神社の急な旧参道を登ったり、
児童公園でたっぷり遊んで解散しました。


▼第70回例会 オルケスタ・デラックス
 

 5月23日(日)13時30分  三根小学校体育館

あいにくの雨模様で、参加者の出足が心配でしたが
受付はいつも通りのにぎやかさ。
子どもたちも大勢やってきました。




いよいよ例会の始まりです。出演者が打楽器を手に
一人ずつあらわれ、4人が揃うと軽快なラテン音楽の
演奏が始まりました。



4人はたくさんの楽器を用意していました。
彼らが持っているのは、アコーデオン、ベースギター…
それから、初めて見る楽器「スティールパン」
ドラム缶から作ったとは思えない美しい響きでした。



さあ、これから会場の子どもたちが、
コンガ、ボンゴ、トーキングドラムに挑戦します。
「やってみたい人−?」という呼びかけに
何人もの子どもたちが手をあげました。




言葉をたたくといわれるアフリカの楽器「トーキング・ドラム」
どんな音がするのかな?




ちょっとコンガが大きすぎるけど…
でも、がんばってお兄さんからリズムを教わっています。




あれ、ボンゴの練習前にお兄さんたちとステップふんで楽しそう。

さあ、みんなで演奏です。客席のみんなも手拍子で演奏に
加わります。
やったー! 練習したとおり、上手にできたみたい。




今度は自分の身体や足をたたいて、リズムを作り出します。



最後は会場を3つに分け、全員でボデーパーカッションの
大合奏。




ふーっ!疲れた〜 大人はちょっとバテ気味?
でも子どもたちは最後まで自分のパートを頑張っていました。
みなさん、お疲れ様でした。


第3回図書館まつり
 
7月4日(日)9:30〜15:00 八丈町コミュニティセンター    


読まなくなった本を持ち寄り、その中から
自分がほしい本をもらう「本のリサイクル」。
今年もたくさんの本が集まりました。

みんなじっくり時間をかけて選んでいます。
ほしかった本をみつけて喜んでもらっていく人もいました。




となりでは、あびの実の「子どもまつり」のイベントでもある
昔話「さるじぞう」の貼り絵作りが始まりました。



子どもたちが集まってきました。下絵を見ながら
さあ、どこから貼ろうか?どんな色にしようか?



午後からは子どもたちの参加が少なく
大人もちょっとお手伝い…




劇団かぶつさんが島言葉で演じた「さるじぞう」の劇を見たあと
みんなでがんばって仕上げました。

実物が図書館に貼ってあります。
子どもたちの力作をご覧ください!
 


▼第71回例会 津軽三味線 あんみ通
 
10月3日(日)13:30 八丈高校視聴覚ホール


例会が始まる前に、来年度の作品をみんなに選んでもらう
シール投票が行われました。ポスターを見るとどれも
おもしろそうで、みんな迷ってましたね。




いよいよ例会の始まりです。
左の小柄の人が「かわいい」ユカさん。
右のふくよかな人が「きれいな」クミさんです。



時に激しくたたきつけるように、時に軽快にささやくように、
二人の三味線が聞き手に迫ってきます。
クミさんの迫力満点の歌声にも圧倒されました。



「三味線に触ってみよう」のコーナーでは子どもたちが
三味線を持たせてもらいました。「けっこう重たかった〜」





三味線の話も聞きました。三本の糸は絹です。
皮はなんと犬の皮です。

持ち運ぶときに使う小さなケースに、三味線を
分解して入れるところも見せてもらいました。




体験コーナーでは二人のお友だちが舞台にあがり
三味線の演奏に挑戦しました。
「できるかな〜」と、ちょと不安そうな二人です。



「いよー!ペンペンペン」これがなかなか難しい!



でも二人ともがんばって、たくさん拍手をもらいました。



ユカさんとクミさんの楽しいお話しと、
心を揺すぶられるような懐かしい音色に
酔いしれた1時間半でした。




次の例会は運営委員会推せん作品、「だいっきらい」です。
12月のクリスマス・コンサートもお楽しみに!


第72回例会 クリスマスコンサート
 
〜懐かしいねいろ、新しいメロディー〜
 
12月12日(日)19:00 八丈高校視聴覚ホール



出演はアコーディオンとサックス、そしてギターのユニット
「佐藤鈴木田中」です。見応え、いや、聴き応えのある
コンサートになりそうで、開演が楽しみです。



スタッフによる会場の飾り付けや茶菓の準備も着々と。



そしていよいよコンサートの始まりです。






アコーディオンの佐藤芳明さん。
佐藤さんの長くしなやかな指が鍵盤の上を
かろやかに動き回るのに、目は釘付け…



バリトンとソプラノのサックス、フルート、リコーダーと
一番たくさんの楽器を吹いてくれた鈴木広志さん。

国宝の「上杉本 洛中洛外図屏風」から
インスピレーションを得て鈴木さんが作曲した
「金の雲」も演奏してくれました。



その鈴木さんと同級生だったギターの田中庸介さん。
オリジナル曲も披露してくれました。




にぎやかなクリスマスソング「そりすべり」。
そして、じっくりと聞かせてくれた「りんご追分」。




ちょっと一休みです。恒例のティー&ケーキタイム。



後半は、あまり目にする機会もないアコーディオンの
お話しで始まりました。

鍵盤は41鍵で、左手のベースのボタンは
120もあり、各種和音になっているそうです。

佐藤さんがアコーディオン奏者になったのは
「みんながやらない楽器だったから」だとか。




自分たちの楽器で様々な音を奏でる三人。
いつの間にか楽器がすべてパーカッションになり、
軽妙なリズムを作り出しています。



同級生二人もノリノリではしゃいでますね。







三人が音楽を作り上げていく楽しさを、
聞いている私たちも味わうことができました。
そして、幅広いジャンルの音楽を素晴らしい演奏で
楽しみました。



アンコール曲も終わり、あびの実からのお土産は島酒です。
佐藤さんは観光もなしで、翌朝とんぼ返りでしたが、
島酒を飲んで、また八丈を思い出してください。

「佐藤鈴木田中」の皆さん、
すばらしい演奏をありがとうございました。





▼キッズクラブ「レイを作ろう」
  
2月20日(日) 樫立公民館


子ども14人、大人11人が参加して
八丈の葉っぱティリーフでレイ作りに挑戦です。
先生はフラサークル「コウリマ ナ ニエ」のみなさんです。




まず葉を縦半分に切ってアイロンをかけます。
こうすると柔らかくなって、扱いやすくなります。




ひとつのレイに半分に切った葉を6枚使います。
2枚の葉の端をしばり、葉のつやつやした表が外に出るように
それぞれによりをかけながら、縄をなうように作っていきます。




葉から汁が出て手がベトベトしてきたり、次の葉につなぐところが
難しかったけど、足の指に挟んでどんどん長く作っていきます。




同じ葉で、こんなステキな花も作れますが、
これは次回のお楽しみで、今回は先生に作ってもらいました。




この花を、編みあがって輪にしたレイに
一つづつ挟みこんで、レイのできあがりです。




みんなで記念撮影したあと、お茶とお菓子をいただきました。



レイは魔除けになること、「枯れたあともゴミに捨てないで
土に返してください」というお話しなど、とても印象的でした。

子どもたちも、みんなとても上手に作れて満足そうでした。
次回はレイをかけてフラダンスにも挑戦してみたいですね。







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