2009年度の活動 (2009年4月〜2010年3月)

▼楽しく遊んだ 「子ども茶話会」


4月25日(土) 「あびの実」の子ども会員、大集合しよう!

 あびの実の子ども会員が遊びながら、これからやってみたいことを
話し合う「子ども茶話会」を、大賀郷公民館の和室で行いました。
あいにくの悪天候にもかかわらず、保育園児から
小学5年生までの子どもたちが9名が参加してくれました




 前半30分くらい「ヘビオニ」「進化じゃんけん」など、いろんな
ゲームで遊び、盛り上がったところでティータイム。
おやつを食べながらやりたいことを話し合うのが今回の
茶話会テーマだったのですが、なかなかそういう話は出ず・・・。




 でも、今まで子ども会員同士が交流する機会があまりなかったので、
はじめてみんなで楽しくおしゃべりすることができ、
良かったのではないかと思います。
おやつ後も子どもたち主導で遊び、大いに盛り上がりました。

 「あびの実」では、これからも定期的に、子ども会員対象の
「遊ぶ会」を開催していく予定です。どうぞご期待下さい!
子ども会員のみんな、また遊ぼうね☆




▼子どもまつり  海は宝ものがいっぱい!

                          
5月3日(日)10時〜14時  大潟浦の磯で遊ぼう!

第15回あびの実「子どもまつり」は凪の大潟浦で、
親子連れなど70人が、磯あそびを楽しみました。

まず園地で水産試験場にお勤めの堀井さんから
「海のお話」を聞きました。その後、磯におりて、
それぞれに「宝物さがし」がスタートです。



ウニを見つけて素手で採る子、
「せのかみ」ことカメノテを必死で採ろうとがんばる子、
小さな小さな魚を必死で採ろうと奮闘する子、
次々とお宝を発見して「これな〜に?」と、堀井さんに質問する子、
みんな生き生きしていました。



前大賀郷小校長の茂手木さんにもお手伝い頂き、
大人も「宝さがし」につい夢中になりました。

もっと遊びたいけどおなかもすいて、お弁当タイムです。
あびの実のスタッフが準備してくれたトン汁も配られ、
おしゃべりしながら楽しく頂きました。



最後に、宝物発表!堀井さんの解説も興味津々で、
少し物知りになったかな?

さわやかで楽しい休日が過ごせて、みんないい顔していました。
お手伝い下さった堀井さん、茂手木さん、ありがとうございました!
参加したみなさん、お疲れ様でした。





◆第67回例会
「ばけものづかい」同時上演「南京玉すだれ」
(人形劇団ポポロ)

5月24日(日)14時30分 三根小学校体育館

体育館の真ん中に小さい劇場と舞台がセットされ
芝居小屋のなかにいるような気分のなか
第一部「南京玉すだれ」の技が披露されました。
小さなすだれが長く伸びて色々な形を作ります。



いよいよ第二部「ばけものづかい」の始まりです。
口うるさいおじいさんに対抗するのは、傘お化け、三目小僧、
ろくろっ首など、次々とお化けが登場します。



お化けたちはちょっと恐いような、かわいいような…
子どもたちも,驚いたり、喜んだり、びっくりし通しでした。



公演終了後もお化けたちは引っ張りだこで、
あちこちでいっしょに記念写真を撮る光景が見られました。




みなさん楽しい時間を過ごせましたか?
ポポロのみなさん、お疲れ様でした。






◆第68回例会
「君がいるから」(CAN青芸)

10月4日(日)13時30分 三根小学校体育館

ラッキー、きょうじゅ、ドンブリという3匹の犬たちがくりひろげる、
ご主人さま探しの旅。
カラスにおそわれたり、
生乾きのコンクリートにはまってしまったり、
凶暴なのら犬に出会ったりとさんざんな目にあいながら、
力をあわせてとうとうご主人の家を探しあてます。
しかし… 、ちょっとせつないクライマックスシーンには、
心を打たれました。



3人の役者さんそれぞれの持ち味がよく発揮され、
テンポのよい楽しいお芝居でした。なかでも「きょうじゅ」の
二重人格?ぶりは、とっても笑えました。
「ラッキー、きょうじゅ、どんぶり〜」のフレーズが
しばらく耳からはなれそうにありません。






「子どものための表現活動ワークショップ」
Part T
 うたって、おどって、ふれあって…音楽であ・そ・ぼ!


12月6日(日)14時〜 保育園児親子対象  
保健福祉センター

指導 吉村温子先生    ピアノ 岩垂朋子先生

温子先生がまず取り出したのは太鼓、
太鼓をたたきながら、みんなでご挨拶。
大きな音がでるように叩いたり、小さくささやくように叩いたり
子どもたちはすっかり温子先生の世界に引き込まれていきます。



「♪くっつきぼ〜ず、くっつきぼ〜ず」と歌う温子先生の
きれいなソプラノに合わせて、おなかやおしりをくっつけたり、
親子のスキンシップ遊びが始まりました。



床に描かれた円の上を歩きます。次に親は舟になって
子どもをひざにのせます。さあ、ぎっちらぎっちら舟をこぎましょう。
お父さんのおひざは大きな二人乗りのお舟です。



温子先生のリュックの中から次々と出てくる人形たち。
おしりのかわいいブタちゃん、青虫くん、踊る人形、
恥ずかしがり屋の人形に、カメさんもモグラもいました。
先生のリュックはドラエモンのポケットみたいでした。



あっという間に終わりの時間が近づいてきました。
温子先生の歌「♪忘れないってやくそく」が
お母さんたちの心にしみわたります。

忙しい子育て中のお母さんがゆっくりと子どもと
向き合った1時間でした。


12月7日〔月)9時45分〜 1歳半〜3歳児親子対象



やっぱりママのおひざがいちばん居心地がいいみたい。



この手拭いを使って親子で背中をごしごしとスキンシップ。
これから乾布まさつもいいですね。



12月7日〔月)10時45分〜 0歳〜1歳半児親子対象




ママだから、安心して身をゆだねているんだね。
「高い高い」ができるのはいつまでかな〜




小さな入れ物の中からきれいな色の布をつまみ出し
フワフワと飛ばして遊びました。




親子が触れ合って楽しく遊ぶ工夫がいっぱいありました。
温子先生、朋子先生、ありがとうございました。


来年2月には
Part U 小学生のための表現活動ワークショップ
「イキイキ☆わくわく表現活動♪」と
Part V 小学生のための世代間交流ワークショップ
「劇団かぶつとコラボレーション」を行います。
お楽しみに!






◆第69回例会 Xmas ポップス・コンサート
 〜サンタがピアノに乗ってやってきた〜
 
あびの実恒例のクリスマス・コンサートが12月23日に 
八丈高校視聴覚ホール
で行われました。



きたはらいくさんは一児のママ、そして三根小学校に
勤務しているということもあり、今回は幼児の入場もOKに。
受付は子どもさん連れでにぎわいます。



いよいよ、コンサートの始まりです。
まず、サンタの衣装を着たホッピー神山さん、そして
きたはらいくさんが登場。クリスマス・メドレーをピアノと
歌で披露し、会場はクリスマスの雰囲気に。



いくさんのあったかい歌声と、ホッピーさんの軽妙な
おしゃべりで、会場がゆったりとくつろぎます。



第一部が終わり、ここでちょっと、ブレイクタイム。
温かいお茶やジュース、お菓子に子どもたちもうれしそう。




パーカッションのスティーブ・エトウさんも加わり第2部
始まりです。エトウさんのメインの楽器はなんと「ダンボール」。
八丈のスーパーで調達したものだそうです。
それにしても、いくさんの歌声に、ダンボールの音?が
ぴったり合うのにはびっくりしました!



最後の歌「心配なし!」では高橋英介さんがギターで
特別出演し、会場は盛り上がります。



会場の参加者もいっしょになって「♪心配な〜い、
問題な〜い …」と声を合わせました。



アンコールの時は、舞台にいくさんの教え子や息子の
竜之介くんが登場するなど、ほほえましい場面もあり、
とてもホットなコンサートでした。



             メリー・クリスマス!







▼あびの実キッズクラブ 第4弾
 作って食べよう♪ 「ミニチョコマフィン&生キャラメル」
 

2月13日(土)午後2時〜   三根公民館調理室 


「お菓子づくり」が大好きな子どもたちが集まり
まず、ミニチョコマフィン作りが始まりました。
みんなとても手際がよく、どんどん作業を進めていきます。



でもやっぱり冬なので、バターを混ぜるのは大変そう。



砂糖、卵、ヨーグルトをなんとか混ぜて、
次にココア入りの粉を入れます。


粉が全部混ざったら、カップに分けて入れます。
トロリとしているので、カップに入れるのが一苦労。



ひとり5個ずつ作ってオーブンへ、焼き上がりが楽しみです。

次に生キャラメルを作ります。
材料は八丈牛乳で作った新鮮で濃厚な生クリームです。



砂糖を入れて火にかけ、煮詰めている間に
マフィンが焼き上がりました。




ふっくらとしたチョコレート色のマフィンが美味しくできあがりました。



一つずつきれいにラッピングされたチョコマフィン。
これがヴァレンタインデーに誰から誰に渡されたのか? 
 ・・・ それは ヒ・ミ・ツ です。







▼子どものための表現活動ワークショップ

講師 太宰久夫先生(演出家・表現教育家・玉川大学教授)
   
瀬戸カオリ先生(女優・表現教育講師)

 
PART 2   2月20日(土)午後2時〜5時
 
小学生のための表現活動ワークショップ
 「イキイキ☆わくわく表現活動♪


太宰先生とお話しをする子どもたち。
先生が興味津々で時に大笑いしながら話を聞いて
くれるので、子どもたちはいっしょうけんめい学芸会の
劇の話をしています。




さあ、立ち上がって体を動かしましょう。
カオリ先生が「丸いもの」「赤いもの」「真ん中」「かど」
「木」「アルミニューム」と言うと、子どもたちは部屋中
探し回ります。



次は床のキズや汚れを化石に見立てて、自分だけの
化石ストーリーを作ります。
子どもたちは、物語になりそうな床の模様を探します。




自分で作った化石のお話しをみんなに聞いてもらいます。



今度は大人たちも加わって、体のいろいろな部分を
くっつける遊びです。頭と腰、スネと背中、耳とけんこう骨
などの難しい課題を、どの組も独創的なポーズで
こなしていました。
「オブジェにしておきたいなぁ」と太宰先生も絶賛でした。



次は二人でいろいろな役を演じます。フォークとナイフ、
犬と飼い主、急いでる乗客とノンビリ運転するタクシーの
運転手、0点をとったときのお母さんと子どもなど…




最後は回るくなって座り、この丸い空間を真っ白な紙に
見立てて、みんなで絵を描いていきます。
カオリ先生が「机があります。さあ、次を続けてください」
子どもたちは「机の上にチーズケーキがのっています」
「フォークとナイフもあります」「おばあさんがケーキを
食べようとしています」「そこに犬が来て・・・」と描き続け、
世界にひとつしかない絵ができあがりました。




次は並んでいる順番にお話しを作っていきます。
なぜか恐い話になっていましたが、一回りしてお話しが
完成しました。

子どもたちからは「化石を見つけるのが難しかった」
「演技をするのが好きなので楽しかった」
「お話しを作るときドキドキした」などの感想が
聞かれました。

みんな、今まで知らなかった「すごい自分」を
発見したかな?




 PART 3   2月21日(日)午前9時〜12時
 
小学生のための世代間交流ワークショップ
 劇団「かぶつ」とコラボレーション


ティッシュを「いろんなところでキャッチ」します。
ッシュを息で吹き上げ、自分の体の背中やお腹、
足や肩でキャッチします。



次は二人組になって二人で腰や背中でキャッチです。
「足と手で」「背中とお腹で」など、なかなか難しそう…




次にテッシュの動きをよく観察して、自分の体で
ッシュの動きを表現します。




今度はテッシュを細く折って二人で持ちます。
手を離さないようにして、他のペアと違うかたちを
作ります。




二人組から4人、6人と増え、最後は10人でテッシュを
つないだ輪ができました。




こんなにこんがらがって「ほどけるかな?」と心配でしたが
最後はちゃんと元の円に戻っていました。スゴイ!




一休みした後は、目をつぶって音を聞きます。
音の数を当てる、これは耳のいい子どもたちは楽勝。
音を聞いて、イメージした情景を発表します。
イスを引きずる音で、子どもたちは「お父さんのスケボー」
「シャベルカー」とイメージをふくらませていました。



このポーズは最初、めざまし時計を止めているという
シチュエーションでしたが…、



このポーズから「この紋所が目に入らぬか…」をイメージ
した子どもは、「へっへー」と床に這いつくばって…
お話しが次々と展開します。



人気歌手とバックバンド、歌手に声援を送る熱狂的な
ファンや追っかけのおばさんなど、参加者全員が
その場面に合わせて役割を演じます。




水戸黄門から始まって、歌手、運動会の選手とそれを
応援する観客やスタッフ、最後はフィギュアスケートで
表彰台に上る選手とそれを見守る両親、
コメントを求める
マスコミまで、全員で演じました。

太宰先生、カオリ先生、ご指導ありがとうございました。
参加されたみなさん、たいへんお疲れ様でした。

八丈島あそびと文化のNPOあびの実

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